看護師の単発派遣だけで生活をすることは可能なのか??
結論からいうと『できる』だと思います。
やり方を考えると単発派遣の仕事で生活はできますが、いくつかの工夫は必要になってきます。
こんな状況の人に単発派遣のお仕事がおすすめです。
- 次の仕事決定までの繋ぎとして働きたい
- 職場がしんどくて退職したけど次の仕事が決まっていない
- 新しい職場に入職するまで時間がある
- 家庭があって常勤は難しいけど生活費の足しにしたい
夫の転職・引越しで、次の職場が決定していない状況の中、単発派遣の仕事だけで生活をしてみた
実体験をお伝えしたいと思います。
単発派遣だけで生活するとは?
勤務体系の中でも、80%の看護師は『常勤』として働いています。
働き方が自由化してきている現在でもパートや派遣で勤務する看護師は少数派です。
さらに派遣の中でも単発派遣に特化して働いている看護師はほんの一握りではないでしょうか。
そんな中、単発派遣で生活をするのもひとつの手段としてあることをご紹介したいと思います。
看護師単発派遣とは?
1日単位、数日単位で勤務できる雇用形態のことです。
派遣会社や雇用企業からお仕事をもらって1日働くことになります。
職場と直接契約して長期で働く常勤とは違い、1日という短期でのお仕事です。
その単発派遣を組み合わせて働くため、様々な職場や医療分野を経験することができます。
看護師単発派遣にはどんな仕事があるの?
看護師単発派遣には下記のような様々な仕事があります。
- デイサービス
- 健診
- クリニック
- 有料老人ホーム
- ショートステイ
- 訪問入浴
- イベントナース・ツアーナース など
各仕事の具体的な業務内容やメリット・デメリット、体験談は別記事に記載するので参考にしてください。
このように施設もあれば在宅、イベントなどの仕事もあります。
派遣会社によって取り扱っている分野が違うと思います。
例えばA社では健診の求人が多い。B社ではデイサービスや老人ホームの求人が多い。という感じです。
あとは住んでいる地域でも求人内容が変わってくると思います。
求められるスキルはどれくらい?
初めての職場や分野で働くため、業務内容や必要なスキルが何か不安に感じることがあると思います。
各分野や職場によって必要なスキルは違ってきます。
ですが前もってお仕事情報に業務内容や必要技術(例:褥瘡処置、血糖測定)を記載してくれている派遣会社が多いです。
もしわからなければ派遣会社の担当に確認すれば教えて貰えます。
私の今までの経験から具体例を以下に記載しておきます。
- ■デイサービス
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バイタル測定、座薬の挿入、内服管理、機能訓練(マニュアルに沿って運動)
- ■健診
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血圧、腹囲、聴力、視力、採血、身長など
- ■クリニック
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バイタル測定、採血、点滴、12誘導心電図など
- ■施設(有料老人ホーム・ショートステイ)
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入浴介助(機械浴~シャワー浴、自立~全介助まで様々)、軟膏塗布、皮膚トラブルの対応、食事介助
- ■イベント・ツアー
-
バイタル測定、怪我への対応、救急搬送の対応
どれくらい稼げるの?
でも実際にどれくらい稼げるの?生活できるの?
どれくらい稼げるかは生活に直結するので気になるところだと思います。
単発派遣は自分がどれだけ働いたかで収入が決まります。
私は都市部(田舎)レベルで勤務していたので時給1600~2000円の仕事がほとんどでした。
最低の時給1600円で、1日8時間、月に20日働くと計25万6000円となります。
手取りで25万あるので常勤と変わらない場合も。
しかし、常勤と違うのはここから社会保険料や税金を払わなければいけないので必然的に数万円減ります。
簡単に計算して上記の給料ですが、実際には目当ての仕事に入れなかったり、勤務時間が短かったりすることもあるので
私の手取りは15万程度でした。(仕事を選んでいたので週3~4日程度しか働いていません。汗)
仕事の選び方
経済面を重視するのであれば時給の高い仕事や夜勤、勤務時間の長いものを選べばいいと思います。
私は仕事内容や移動時間の短さ、短時間勤務といった生活バランスの取りやすさ重視で仕事を決定していました。
自分にとって何を重視したいかで仕事を選ぶと決めやすいかと思います。
最初はいろんな仕事をしてみて自分の好きな分野を発見するのも私は楽しかったです。
メリット・デメリット
単発派遣で生活をしようと思うと良い事もあれば大変なこともあります。
これから単発派遣メインで働いてみようと考えてる方はぜひ参考にしてください。
メリット
デメリット
まとめ
看護師は柔軟に働きやすい仕事だと思います。
また女性が多い職業でもあるのでライフスタイルの変化に伴って、働き方も合わせていく必要が出てくる
こともありますよね。転職や、引越し、出産といった機に単発派遣看護師として働いて生活を保つのもひとつの
手段です。どんな状況になっても強く働く看護師さんが増えればいいなと思います。
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